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2013.02.08

花輪線の国鉄型気動車

0702100007

「国鉄型気動車 キハ58系」の最後の楽園のひとつ、JR花輪線。
私にとって、沿線風景を撮っていて「波長が合う」路線のひとつでもあります。

母方の実家が秋田県の内陸部、大曲市郊外の小さな村にあります。
朝もやの田園地帯、水遊びをした小さな河原、夕陽に映える水田と奥羽山脈。。。
小さな頃に帰省して、そこで見た田舎の風景が私にとっての「原風景」なのであり、
今の私が持っているカメラアイを育ててくれたといっても過言ではありません。

正確には、同じ秋田でも県北と県南で微妙に風土は違うのだけど、
小さな頃に胸に刻まれたそんな心象風景が似通っているので、
花輪線のうちでも特に鹿角花輪から大館までの秋田県内の風景がお気に入り。
その日の始発列車から最終列車まで撮りまくったこともあるくらいなのです。

そんな花輪線。
キハ58やキハ52の引退がささやかれた頃、何度か秋田県内に撮影に出かけました。

白い舞台、奥行きを感じさせる背景、春を思わせるライティング。
そんな舞台装置のむこうを、ひっそりと静かに舞う3両編成の列車をサイドから。

[ 2007-2-10 JR花輪線 末広-土深井(秋田県鹿角市)]
(写真はクリックで大きくなります)

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コメント

親父が秋田県内の花輪線沿線出身というTagucyanでございます(笑)
ということで、この花輪線は小さい頃からなじみのある路線です。
遊びに行くときは上野から夜行列車で早朝盛岡に着いて、朝イチの花輪線列車に乗り込むのが定番でした。

どんぶりさんは秋田の田舎がカメラに向かうきっかけになったようですが、
私が乗り鉄になったきっかけもここが原点ということになるのかなあ。

花輪線は大正時代からある路線なのに、戦後だいぶたってから全通したお隣の田沢湖線が秋田新幹線に化けたのに対して、ローカル線のまんま。
でも、新車に置き換わってしまったみたいですね。
その前にもう一度乗っておけばよかったな…

投稿: Tagucyan | 2013.02.09 22:07

■Tagucyanさん

花輪線沿線にご縁がおありですか~。
しかも直接的な影響を受けているということで、
思い入れもひとしおなのではないでしょうか。

かなりの割合で撮影が中心の私ですが、
いわゆる「乗り鉄」を本格的?に始めたのも秋田の地です。
大曲-横手-北上-盛岡-大曲と1周する小さな18きっぷ旅。
中学1年生のときに帰省したときの思い出です。
当時は北上線も田沢湖線もキハ58系。
奥羽線・東北線は50系だったはずですがこちらは記憶にありません・・・。

投稿: どんぶり | 2013.02.10 00:02

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